荻原物産株式会社

標準のTUタイプと比較して、より高荷重で全長がコンパクトになっているタイプです。
サイズによって違いがありますが、荷重では約1.3倍～2倍の力が出て、全長では12mm～77mm短い設計になっています。 CUタイプほど高荷重タイプではありませんが、ストロークの選択範囲が125mmまでありますので、かなり広範囲の使用方法に対応出来ます。

ガススプリングのISO規格11901の基準になっているのがこのタイプになります。他のガススプリングメーカーでISOタイプと呼んでいるものは、全てこのTUタイプに合わせて作られているものです。
サイズ・ストローク共に一番種類が多いタイプになります。
自動車メーカーやその他様々なメーカーの規格に正式に採用されて、数多く使用されているのがこのタイプになります。

標準のTUタイプと同じ外径のもので比較すると、より高荷重を出すことが出来るタイプです。
(TU250の初期荷重が2.51kN。同じ外径のCU4 1000が10.1kN。)ストロークの選択範囲が50mmまでと狭いのですが、ラインナップ中1番コンパクトで高荷重が出せるタイプです。

ローラーカムはスライダー側にローラーを使用し、自由な角度でカムピアス加工を可能にするカムです。
ドライバーの形状を2次曲線にすることにより静音カムとしても使用でき、プレススタンピング時の騒音防止に有効です。
フレックスカムはドライバーとスライダーを耐高圧ホースで接続し、高圧窒素ガスをカムの戻し及び安全機構に利用した油圧のカムシステムで、自由な位置でのカムピアス加工が可能となります。
従来のメカニカルカムではダブルカムが必要であったインバース部分にも簡単にセットでき、狭くてドライバーが設置できない場所でも、穴あけ加工が可能です。

スプリングプランジャータイプのガススプリングです。
EP16のみM16ネジをP1.5とP2の2種類から選ぶことが出来ます。EP24とEPS24はM24XP1.5のみです。

パイ25mmのM150タイプ・M28XP1.5全ネジボディのMM150タイプ・ISO規格のMC150タイプ・パイ19mmのR19タイプ・φ12mmのR12タイプと様々なタイプがラインナップされています。
このタイプは最大17.65MPaまで充填できるタイプです。

従来のガススプリングは、ピストンの戻る速度はプレスのオープンする速度と同じにストロークしましたが、まったく新しいこのコントローラブルガススプリングは、下死点でピストンの戻るタイミングとスピードをコントロールできます。
戻りストロークをコントロールすることにより製品の変形、損傷を防ぎます。また、細かくストローク制御することにより製品のしわや割れを解決します。

ご希望の金型図面にあわせて、配管継手、配管ホースの取りまわしを作図いたします。二次元、三次元どちらにも対応いたします。お気軽にご相談下さい。